結婚指輪を右手にはめる
奇跡を祝福して
どこの国でも文化でも、好きな人と一緒に生涯を過ごすのは大変素晴らしいことです。奇跡を祝福するかのように、結婚指輪も多くの国で使われています。日本では左手薬指に結婚指輪をはめますが、国によっては右手に結婚指輪をはめる所も少なくありません。
結婚指輪をどの指にはめるかにより、意味合いは大きく違います。
左利きだから!考え方からなど!右手の結婚指輪の事情
結婚指輪を右手にはめる理由は、文化以外の理由もございます。分かりやすい例は、左利きでしょう。左利きの人が左手に結婚指輪をつけると、作業の邪魔になりかねません。結婚指輪は想像以上に繊細なもの。結婚指輪をつけたまま重い荷物を運ぶだけで、損傷を招いてしまうこともあるのです。
また多様性により、結婚指輪を右手につけることもあります。右手に指輪をはめることにより、心を安定してお互いを真のパートナーとして生涯を歩む意味合いがあるのです。またインスピレーションも高まるので、成功への足掛かりにもなるでしょう。
宗教的な意味もある
もちろん、宗教的な意味合いもございます。結婚指輪を左手につけるのは、カトリック系。左手には心臓に繋がる血管が流れていると考えられており、指輪につなげることで「永遠」を象徴しています。ただ大昔の「結婚」は、現代のようなロマンチックなものではございません。ある意味「縛り」の意味でも、用いられてきました。
ただ「左手に結婚指輪」について、大反対を表明した国があります。ずばり「古代ローマ」。ローマにとっての左手は、忌まわしき者。そこで右手に結婚指輪をはめこむことにより、永遠を誓ったのでした。
右手に結婚指輪をはめる国々
現代でも、結婚指輪を右手につける国は多いです。ラトビア・ハンガリー・ギリシャ・セルビア・ロシア・ベルギー・ポルトガル・ウクライナ・ブルガリア・オーストラリア等。まだまだ一部だけで、他にもいっぱいあります。またスリランカにおいては、新郎は右手に結婚指輪をはめる習慣も。
ところ変われば文化も変わります。今の時代文化がどうであれ、個人の自由も認められる時代。好きな指に結婚指輪をはめていきましょう。