エメラルドの結婚指輪
翠玉
日本語では、翠玉・緑玉と言われているエメラルド。深い緑色が特徴的な、宝石です。最高額400億円を叩き出し、かつてのエジプト女王をも魅力した歴史があります。
もちろん、エメラルドを使った結婚指輪も話題になっています。結婚指輪に使う宝石として人気が高いのは、ダイヤモンド。ダイヤモンドがあしらわれた結婚指輪は、たしかに美しいです。でもエメラルドが使われた結婚指輪には、ダイヤモンドの結婚指輪にはない魅力がありました。
エメラルドの中には割れ目がある!?
エメラルドの多くには、中に割れ目が入っています。割れ目が入っているからとはいえ、何かしらの原因でエメラルドが割れてしまった訳ではありません。そもそも鉱山から発掘されるエメラルドに、もとから割れ目は入っているのです。
もちろん、割れ目が入っていないエメラルドもあります。ただし割れ目が入っていないエメラルドとなると、必然的に人工的なものになるでしょう。天然もののエメラルドで割れ目が入っていないのは、かなり珍しいです。
オールマイティーなエメラルド
エメラルドは、どんな素材のアームでもしっくり来ます。指輪のアームに使われている素材がゴールドであれば、エメラルドの緑がより引き立つように見えるでしょう。アームの真ん中にエメラルドを配置し、両側にダイヤモンドで固めたらゴージャスな結婚指輪の完成となります。
プラチナも、エメラルドとの相性は抜群です。プラチナと合わせたら、エメラルドの優雅な輝きが引き立ちます。指輪の中心に大きめのエメラルドを配置するだけでも、個性豊かなデザインになるでしょう。
誕生石として使う
エメラルドは、5月の誕生石でもあります。もし夫婦のどちらかが5月生まれであれば、エメラルドを裏石として使ってみましょう。夫が5月生まれであれば、妻の結婚指輪にエメラルドをはめるのもロマンチック。夫の結婚指輪には、妻の誕生石を入れるのです。
お互いの指輪にお互いの誕生石を入れたら、絆もより深くなるでしょう。結婚生活は何十年と続きます。結婚指輪は、何十年の結婚生活をさせてくれる柱となるのです。